No.6110号(2017年07月24日号)2面では「「新たな職」検討」を掲載

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県域越えリーダー養成

7校の高校生 米の名門大で研修

首都圏公立進学校校長会

 1都3県の七つの公立進学校の校長で組織する首都圏公立進学校校長会が今夏、留学や海外教育研修事業を手掛ける(株)アイエスエイと連携し、米国・スタンフォード大学を舞台にした「次世代リーダー養成プログラム」を実施する。進学校が県域を越えスクラムを組んで、グローバル人材育成に取り組むのは珍しい。

学習指導要領Q&A 何が変わる

小学校編 上

 小学校では平成32年度から新しい学習指導要領が本格実施されます。子どもたちに身に付けさせたい三つの「資質・能力」を中心に目標・内容が整理されたのが大きな特徴です。各教科等は何がどう変わるのか。改訂作業を担った文科省の教科調査官らに聞き、Q&Aの形式でまとめました。

東北地区中学校長会研究協議会岩手大会

研究・実践報告から

 第67回東北地区中学校長会研究協議会岩手大会(会長=高橋清之・盛岡市立下橋中学校校長、実行委員長=吉田昌陽・同市立城東中学校校長)が6月29、30の両日、岩手県花巻市で開催された。大会主題は「社会を生き抜く力を身に付け、未来を切り拓く日本人を育てる中学校教育」。3分科会で六つの研究・実践報告があった。

新教育・保育要領、指針で中央説明会

改訂・改定部分のポイントを解説

 10日に始まった、内閣府・文科省・厚労省3府省合同の新幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の中央説明会。解説書の基になる資料を使って改訂・改定のポイントを解説した園種別分科会のうち、幼保連携型認定こども園教育・保育要領を説明した第1分科会から、要領・指針の共通部分を中心に改訂・改定された部分の解説内容を前号に続いて紹介する。

算数の「深い学び」とは?

2氏に聞く

 次期学習指導要領のキーワードの一つ「主体的・対話的で深い学び」。小学校現場では移行期間を来年度に控え、「深い学び」に焦点を当てた授業改善に注目が集まっている。アクティブ・ラーニングという言葉に代わって新たに出てきた「深い学び」とは何なのか。時間や買い物などの日常生活で必要な知識の習得・活用を扱う算数科の学習に関して、藤井斉亮・東京学芸大学名誉教授と白井一之・東京都荒川区立第三峡田小学校校長に聞いた。

部活動 新形態で生徒・教員負担を軽減

 生徒のスポーツ機会を確保しつつ、生徒・教員の負担軽減を目指した新しい部活動。その成果と課題は―。(1面から続く)

「大学入学共通テスト」マーク式問題例 国語編

大学入試改革 (8)

 (独)大学入試センターは13日、「大学入学共通テスト」マーク式問題の国語、数学のモデル問題例を公表した。今年2、3月に実施したモニター調査で出題したもの。国語では「多様な文章をもとに、複数の情報を統合し構造化してとらえること」、数学では「日常や身近な課題を題材として数学を活用する場面を設定し、数学的な思考を深めること」に留意し、作問したという。2回に分け出題の狙い、モデル問題例(抜粋)などを紹介する。今回は国語編。

思考・判断・表現力高める指導を追究

「大学入学共通テスト」見据え

 現行の大学入試センター試験に代わって平成32年度から実施される「大学入学共通テスト」などへの対応を見据え、茨城県教育研修センターが本年度から高校教員を対象とした「思考力・判断力・表現力を高める指導力向上研修講座」を開始した。近い将来、県内の各県立学校で教科指導の中心的存在となることが期待される231人が参加し、生徒の論理的な思考力や判断力、表現力を高める指導法を学ぶ。

民生・児童委員の全国大会から

 平成19年に新潟県の沿岸部を襲った中越沖地震から10年がたつ中、被災地となった同県柏崎市の児童委員が10日、民生・児童委員の全国大会で被災後の状況を報告した。災害に備え、学校との連携を強化しているという。この大会では全国の民生・児童委員協議会が近年の活動を報告し合った。

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