
日本語指導体制強化を 有識者会議が報告書案
外国人児童・生徒への教育の充実について議論する文科省の有識者会議は5月25日、報告書案を示した。日本語指導の体制強化に向けて、日本語指導の方法や内容に関するガイドラインを作成する他、初期日本語指導教室「プレクラス」の全国展開に向けたモデル構築を進める方向性が示された。
学生へ臨時免許、法的に問題ないが 求められる限定的運用
教員不足でも採用できぬ場合のみ
教員不足を受けて、臨時免許状で大学生が授業する―。こうした話を耳にすることが増えている。法的には問題ないものの、人材確保に苦慮する学校現場の実態が浮かび上がる。
園と小学校が連携して授業 スタートカリキュラム
神奈川厚木市 認定こども園はやし幼稚園と市立戸室小学校
小学校に入学した児童が安心感を持ち、自己発揮して主体的に学んでいけるようにすることを目指しているスタートカリキュラム。幼稚園・保育所・認定こども園と小学校が連携して充実を図ることが求められる。神奈川県厚木市の(学)緑ヶ丘学園 認定こども園はやし幼稚園(難波香織園長、園児231人)は近くの厚木市立戸室小学校(廣瀬修一校長、児童488人)と連携し、幼稚園教諭がスタートカリキュラムの授業の一部を行う取り組みを実施した。
個性・強みを自覚しよう 大学教授が自尊感情高める授業
日本女子大学附属豊明小5年
「自尊感情を回復させるための特別授業」が5月1日に日本女子大学附属豊明小学校(東京都文京区、宮城和彦校長、児童667人)で行われ、同校の5年生110人が参加した。授業者は発達臨床心理学などに詳しい日本女子大学人間社会学部心理学科の塩崎尚美教授。日本女子大学とその附属小学校が連携し、発達段階上で生じる自尊感情の課題解決に向けた教育実践を実施したのは今回が初めて。この授業では、子どもたち一人一人が自らの個性や強みを自覚することを促すワークショップを行った。その取り組み内容を紹介する。
いじめ・不登校の未然防止へ 指導課に「統括心理アドバイザー」新設
児童・生徒の心理状態を把握し、学校適応に関する問題を未然に防ぐ手だてなどを打ち出す「統括心理アドバイザー」。これからの教育を見据え、東京都千代田区教委が本年度から指導課に設置した新たな心理職だ。学校や教員を支援・指導する部署への設置は都内を含めて全国的にも珍しいという。指導主事と共に行動し、学びの基盤になる学級経営のさらなる充実へとつなげていきたい考えだ。
「自校の強み」を再定義 「選ばれる公立へ」学校改革(下)
神奈川県立松陽高校
私立高校授業料の実質無償化などを背景に、公立高校は「選ばれる学校」づくりを迫られている。前回は大阪府立寝屋川高校の改革を取り上げた。今回は、神奈川県立松陽高校と同県立横浜瀬谷高校の取り組みを紹介する。両校はいずれも私学が集積する横浜市内に位置し、生徒確保に危機感を抱えてきた。進路指導の体系化や探究学習の充実、広報活動の見直しを通して学校の特色を再定義した結果、令和8年度高校入試では倍率が改善。地域や保護者からの信頼回復にもつながっている。
「学級」での学びを重視 通常学級で学べる環境づくりを
奥住秀之・東京学芸大学教授に聞く
本紙電子版で4月22日に配信した記事「『通常学級で学べる子は学びの場の変更を』次期指導要領解説で提示へ」に対して多くの反響が届いた。これを受けて今回、特別支援学級の児童・生徒が大半の時間、通常学級で学んでいる場合には、学びの場の変更を促すことを解説で示す方針を示したことについて、中央教育審議会教育課程部会特別支援教育ワーキンググループ(WG)で主査代理を務める、東京学芸大学の奥住秀之教授に話を聞いた。
地域交流センターで居場所づくり 中学生、過ごしたい空間考える
千葉・袖ケ浦市
中高生にもっと足を運んでもらうにはどうしたらいいか。千葉県袖ケ浦市は5月10日、平岡交流センターで、市内の生徒を対象に、同施設の一画を中高生の「居場所」として活用するためのワークショップを開いた。中学生6人が参加し、建築を学ぶ学生らと共に、付箋や模型を使って自分たちが過ごしたい空間を考えた。千葉大学工学部の伊藤潤一研究室が共催した。




















