No.6009号(2015年04月27日号)19面では「学校支援から地域創生へ発展」を掲載

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国立大附属学校 貧困対策へ動く

中退や生活保護 実態把握に着手

 子どもの貧困が各地で大きな問題になる中、国立大学附属学校に通う児童・生徒らの貧困問題への対策を模索する動きが始まった。各附属学校のPTA組織で構成している全国国立大学附属学校PTA連合会は本年度、この問題に関する委員会を設け、実態把握に着手。就学援助制度の整備拡充などを念頭に対策を検討する。土曜活動の支援事業も始めた。文科省は東京学芸大学をモデル校として授業時間外の学習支援の在り方などを探る。

子どものSNS利用 どう向き合う

やりとり見えぬ不安も ルール作りが必要

 スマートフォンで利用できる無料通話アプリやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)による子どものトラブルが深刻な問題となっている。学校や家庭はどう向き合えばよいのか。関係者に話し合ってもらった。

子育て会議オフ会 地方版担当者ら意見交換

 子育て支援施策の改善に向け、各地でフォーラムなどを開催している市民団体「にっぽん子育て応援団」は17日、「わがまちの子ども・子育て会議オフ会」を横浜市で開催した。参加者は市区町村の行政担当者、子育て支援NPO関係者など約50人。子ども・子育て支援新制度の開始を受け、地方版子ども・子育て会議の現状や、各地の子ども・子育て支援事業計画(事業計画)について意見交換した。議論の中から見えてくる地方版子育て会議の現状を紹介する。

テレビで流れる予報フレーズを活用

「お天気メソッド」開発

山本 晃・筑波大学附属聴覚特別支援学校教務主任

 筑波大学附属聴覚特別支援学校教務主任の山本晃さんは、お茶の間に流れるテレビの天気予報のフレーズを活用して、生活に密着した日本語、体感の伴った言葉を学ぶプログラムを開発し、自校の児童だけでなく、他の幼稚園、小・中学校などにも出張授業をしている。このプログラムは、そのものズバリ、「お天気メソッド」と呼ばれる。日々の指導の積み重ねによって、児童の口から豊かな語彙(ごい)が自然について出るようになった。

川崎・中1殺害から2カ月 通っていた学校の課題は

市教委の報告書から

 川崎市の市立中学校1年生だった少年が遺体となって市内の河川敷で見つかってから2カ月が過ぎた。少年が通っていた中学校にはどんな課題があったのか。市教委は検証の結果から、「これまでの慣例に縛られて、新しい意見や考え方が反映されにくい状況があった」と見ている。

批判的思考力を持つグローバル人材育成

バカロレア研究の成果をSGHに生かす

愛知県立旭丘高校

 愛知県立旭丘高校(笹尾幸夫校長)がこのほど、「国際バカロレア(IB)の趣旨を踏まえた教育の推進に関する調査研究」(平成24~26年度)と「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」(26年度~)に関する成果報告会を開催した。全人格的完成教育(全人教育)を教育方針に掲げる同校は県内有数の伝統校。本年度以降はIB研究の成果と課題をSGH事業に引き継ぎ、自ら学ぶ姿勢・態度や批判的思考力を兼ね備えた国際感覚豊かなグローバル・リーダーの育成を目指していく。

学校支援から地域創生へ発展

PTCA通じ住民の絆強く

高知・南国市稲生地区

 3月にまとめられた教育再生実行会議の第6次提言には、「教育機関を核とした地域活性化」「地域・家庭の教育力や、スポーツ・文化を生かした地域活性化」が含まれた。高知県南国市稲生(いなぶ)地区ではその内容を先取りし、学校支援から地域支援、学びの施設を活用した地域創生に発展した活動を続けている。

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