
「中学の部活廃止」過半数望む 本社調査
地域展開 教員の負担減期待2割
中学校の部活動改革について教職員ら関係者に日本教育新聞社が意識調査を行ったところ、部活動を廃止するべきだとする考えが過半数に達していることが分かった。部活動を地域クラブなどに移す「地域展開」には、8割近くが「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答。期待する効果の最多は、「教員の負担が減る」だったが、挙げた割合は回答者全体の2割強にとどまった。
つらいと思ったら退避を カスハラの線引き、教員に委ねずに
岡田常志 神奈川県茅ケ崎市教委 法律専門職
改正労働施策総合推進法が施行され、10月1日から学校設置者にもカスタマーハラスメントなどの対策が義務付けられた。保護者から強い要求や言動を受けたとき、教員はどこまで対応し、学校や教育委員会はどう支えるべきなのか。神奈川県茅ケ崎市教育委員会で法律専門職を務める岡田常志さんに、学校現場に必要な対応や相談体制などを聞いた。
幼保から大学までリーダー層集い議論 千葉・八千代市教委と市校長会がサミット
千葉県八千代市教委と同市校長会はこのほど12回目となる教育サミットを市内で開催した。教育を核とした地域社会の構築と予測不能(VUCA)な時代を生き抜く人材の育成を目指して、同市の校長だけでなく、市内の千葉県立学校や私立高校、幼・保、こども園、大学などのリーダー層約60人が集い、議論する場だ。本年度は「組織マネジメントの再考」をテーマに今後の在り方を語り合った。
遊びが深まるサークルタイム 第17回幼児教育実践学会(下)
「創りだそう!こどもの未来を拓く、良質な乳幼児期の教育を 届けよう!こどもと共に生きるよろこびを」をテーマに8月20、21の両日、一般財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構(安家周一理事長)が京都市の京都華頂大学・華頂短期大学で開催した第17回幼児教育実践学会。東京都私立幼稚園連合会教育研究委員会は「子どもの遊びの深まりや学びにつながるサークルタイム―子どもそれぞれのよさや可能性を認め合う場として―」をテーマに口頭発表した。
生き物が好きで幸せにしたい― 動物園と連携し探究学習
荒木・大阪市立天王寺小指導教諭 (上)
探究学習の充実に取り組む大阪市立天王寺小学校(藤原和彦校長、児童533人)の荒木聖指導教諭。校区にある天王寺動物園と連携し、3年生が総合的な学習の時間で探究的な学びに取り組んだ。動物たちの幸せを目指し、暮らしや環境などに目を向けて自ら考えたことを行動に起こす。学びの原動力は、子どもたちの「動物が好き」という熱い思い。昨年度の実践内容を上・下で紹介する。
社会課題を個人探究 授業での対話通じ視野広げる
埼玉県立伊奈学園中学校
埼玉県立伊奈学園中学校(坂本順一校長、生徒240人)は、総合的な学習の時間の探究課題に「平和で持続可能な社会の創り手の育成を目指して」を掲げる。3年間を通して、情報収集や問いの立て方など探究の進め方を学ぶとともに、教科の学びと関連付けながら社会課題への関心を広げていく。同校で個人探究を進める3年生の授業を取材した。
問いを修正し試行錯誤する過程重視
東京都立三鷹中等教育学校の個人探究
東京都立三鷹中等教育学校(小林正人統括校長、生徒・前期課程468人、後期課程449人)は、前期課程(中学校)から積み上げた探究の基礎を、後期課程(高校)の個人探究へつないでいる。高校段階の特徴は、(1)「探究・評価・改善」を年2回繰り返す設計(2)全教員によるメンター制による伴走(3)大学や企業、専門家など学校外との接点―だ。完成した成果物だけでなく、生徒が問いを修正し、試行錯誤する過程を重視している。
不登校傾向の生徒向けプログラム 短い時間で職業体験
東京都立志村学園高等部 人材紹介企業の企画で
軽度知的障害のある特別支援学校高等部の生徒のうち、不登校傾向などにより長期間の実習に参加することが難しい生徒を対象とした職業体験プログラムが9月18日、東京都渋谷区で行われた。都立志村学園の生徒4人が参加し、2人ずつに分かれて、カフェでの接客と物品の検品に取り組んだ。短時間でも仕事を体験してもらおうと、人材紹介や就労支援などを手掛けるレバレジーズ(株)が企画した。
健康マージャンで世代間交流 地域の協力得てクラブ活動
福島・西郷村立羽太小学校
福島県西郷村立羽太小学校(大倉幸子校長、児童46人)が教育課程内で実施するクラブ活動は、地域社会の協力を得て、小学生にとっては貴重な経験を得る場として展開している。本年度は新たに「健康マージャン」を導入。国民的娯楽を通した世代間交流が実現した。




















